花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

将来は安泰か?それとも…

こんばんは。もう12月も半ばになろうかとしていますが、今年は皆さんにとってどんな年でしたか?

今日、今年の漢字が発表されました。

予想通りというか、「戦」でした。

ロシアのウクライナ侵攻からイメージされるものですが、ほかにも、サッカーワールドカップ、年初の北京冬季五輪、また、日々の戦い(円安や物価高など生活の中での戦い)も影響しているようです。

2位は「安」でした。

これは、安い(円安)と不安(安心安全が脅かされる)というところが表れているようです。

3位以下はニュースやネット等に出ていますので、興味のある方はご自分で調べてみてはいかがでしょうか。

 

個人的には今年、2位の安、また4位の高、11位の円、17位の金などから連想される、将来の資産形成に取り組み始めました。

そして、それに関するニュースがありましたので、今日はそのことに触れたいと思います(前振りが長すぎですね!!)

 

政府与党は、来年度の税制改革で、NISAの年間投資額上限、非課税で保有できる限度額それぞれを引き上げる方向で調整しているとのことでした。

NISA(少額投資非課税制度)とは、読んで字のごとく、少額の投資(の配当)に課税されないという制度です。

今は、一般NISAで株、投資信託を年間120万円まで非課税で購入でき、最大5年間非課税で保有できます。つみたてNISAは、投資信託に限られますが年間40万円まで非課税で購入でき、最大20年間非課税で保有できます。ただ、一般NISAとつみたてNISAを同時に扱うことはできませんでした。来年以降一部変更点がありますが(一般NISAが新しくなり、投資信託と株式それぞれで購入上限額が定められ、さらにつみたてNISAとどちらかを年ごとに選択できるようになります)、今回調整されている内容はもっと大きな変更となりそうです。

 

これまで既に、期限について、投資可能期間(一般NISAが2028年まで、つみたてNISAが2042年まで)、非課税での保有期間(一般NISAが5年、つみたてNISAが20年)のいずれも恒久化、無期限化する方向で調整しています。これに加えて上限額の引き上げが検討されています。具体的には、投資信託と株式とでそれぞれ年間の購入額をそれぞれ120万円、240万円(トータルで360万円)とこれまでの3倍となるようです。また、保有限度額はこれまで最大800万円(つみたてNISA)でしたが、株式は750万円以内、投資信託と合わせて最大1500万円とする方向とのことです。

この狙いは、もちろん、資産形成を後押しするためです。ただ、あまり上限額を引き上げると、富裕層が恩恵をより多く受けることになるのではといわれているため、上限額は慎重に議論されているようです。

景気はなかなか回復せず、円安、低金利、物価高の中で給与も増えない今、自分の資産は自分で工夫して増やし、自分の将来への備えを自己責任でしなければいけない時代になってきていると感じています。

ですのでiDeCoに続いてNISAも始め、本腰入れて資産形成に取り組みたいと思いました。

 

体力だけは将来に備えができていると思っている、チャリ通の爺でした。