こんにちは!両津です!
今回は、アメリカが借金が出来る上限に達してしまった事についてです。
19日にアメリカ財務省が借金が法定限度の「債務上限」に達したと明らかにし、デフォルトを回避する為に臨時に資金を確保する特別措置を始めました。
措置としては公務員や障害者の年金基金の中で直ちに必要のない資金を活用して賄う予定で、この措置は6月5日までされます。
ただ、議会が上限の引き上げなどに応じなければ国債の債務不履行や政府機関の閉鎖などに繋がる恐れがあるのでイエレン財務長官は議会指導部の全てのメンバーに対して書簡を送り速やかに行動する様に求めました。
しかし現在、上下両院で支配政党が異なる「ねじれ議会」になっているので難航が必至で駆け引きが長引けば市場が混乱して世界経済を揺るがす可能性があります。
アメリカ議会ではこれまでも借金の上限問題を巡って政府と与野党が折り合えず度々、金融市場の混乱を招いているので今後の議会がどう対応して行くのかが焦点になります。
現在は、世界経済がウクライナ侵攻で不安定になりどんどん悪化しているので、金融市場にどれだけ影響が行くかを確認しないと危ないと思いました。
担当者 両津