こんにちは!両津です!
今回は、アメリカが中国の偵察気球を戦闘機で撃墜した事についてです。
気球は2日にアメリカ上空で発見され破片落下を恐れて本土を横断して洋上に出るまで待ち、4日サウスカロライナ州沖でアメリカのF22戦闘機のミサイルで撃墜されました。
気球は、南北米大陸の各地で最近目撃されており今回のは中国からアラスカ州の列島、カナダ北西部を通り、アメリカのモンタナ州に辿りついたとされいます。
気球の残骸は、2隻の海軍艦が回収作業を行い気球の情報収集能力について分析されます。
中国は撃墜に対して、「中国の民間の無人飛行船がアメリカの領空に迷い込んだのは不可抗力による偶発的な事案であり、中国はアメリカ側に何度も通知し、冷静かつ抑制的な方法で適切に処理する様に求めていた。武力を使用して撃墜した事に強烈な抗議を表明する」として偵察気球ではないとしています。
また、中国外務省の報道官は7日の記者会見で、アメリカが回収した残骸を中国側に引き渡す計画はないとしている事について、「アメリカのものではなく中国のものだ。中国政府は引き続き、みずからの正当な権益を断固として守る」と反発しています。
しかし、気球はアメリカの国内に3つしかない核ミサイル格納庫の1つを備えた空軍基地の上空を飛行していたので、その可能性は低い思います。
過去に日本にも飛来を確認されていて、政府は自衛隊法84条に基づいて対象すると説明し具体的な手段については明言されませんでしたが議員からは撃墜するべきだとの声が上がりました。
アメリカは、ブリンケン国務長官による訪中の予定がありましたが今回の件を受けて延期し状況が許せば訪中を模索する考えを中国外交担当トップの王毅氏に伝えたとしています。
ウクライナ侵攻やアメリカのねじれ議会など沢山の問題がある中、解決どころかどんどん問題が増えていくのでこのままでは世界経済の回復はまだまだ時間がかかると思いました。
担当者 両津