こんにちは!両津です!
今回は、南米のウルグアイがTPPへの加入申請をした事についてです。
ウルグアイのラカジェポー大統領が1日にTPP加盟申請書類をTPP事務局のニュージーランドに提出したと発表しました。
大統領はツイッターで「私達の国や国民により多くの機会をもたらす。ウルグアイは世界に開かれている」と投稿して加入に期待を示しています。
しかしウルグアイと南米共同市場(メルコスル)を構成しているブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3カ国は加入に対して反発し単独での申請はメルコスルの規定に違反するとし、第三国との自由貿易協定については単独ではなく4カ国での交渉を規定していると主張し単独申請の場合は法的措置を含む対応を検討すると警告する文書をウルグアイに送っています。
TPPを巡り現在、イギリス・中国・台湾に加えてウルグアイと同じ中南米のエクアドル・コスタリカも申請していて、他に同じ様な経済面の協定でRCEP・ IPEFなどインド太平洋地域での経済協定が多くあり、アメリカ・中国がそれぞれ主導権を争われて激化しているので他国がどう関与して行くか動きが気になります。
担当者 両津