WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は日本代表「侍ジャパン」が、
14年ぶりに世界一を奪還して幕を閉じました。テレビ中継の視聴率も、7試合連続で平均視聴率40%超えという驚異的な数字で、いかに注目されていたかが分かります。
自分も、優勝して喜んでいた一人ですが、WBCのお金の行方を追ってみると、どうも手放しでは喜べない状況のようです。チケット代、スポンサー契約料、放映権料、グッズの肖像権から得られる収益は、一度、主催者であるWBCIに集められ、各国に再分配されます。しかし、公式発表はないものの、日本が優勝した2009年時点でも総収益の66%、約7割近くをWBCIが得る仕組みになっていたそうで、基本的な構造は今も変わっていないと言われています。
スポーツとビジネスは、昔から切っても切れない関係ですが、試合のルール同様、公平な運営をしていってもらいたいと思います。
担当:花粉シーズンが早く終わってほしいZ