花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ダムの破壊で一番困るのは…

こんばんは。梅雨らしい天気が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしですか?

蒸し暑さに体が慣れていないかもしれません。水分補給などで体調をしっかり管理していきましょう。

 

さて、前回の投稿で取り上げた日本の株価ですが、あの後も上昇し続け、とうとう日経平均が32000円台まで上がりました。ただ、好調なように見える裏で、海外投資家の売買が5週間ぶりに売りが買いより増えたという情報があります(先物取引の話ですが)。要因ははっきりしませんが、経済に陰りが見え始めているのかもしれません。いずれにせよ、来週、金融政策会合が日本のみならず欧米でもありますので、その結果に株価が左右されることは間違いないでしょう。どんな話が出てくるのか、注視したいと思います。

 

今日は、もうひとつ前の投稿で取り上げた広島サミットに関する(一応、関係あると思います)ことに触れたいと思います。それは、ウクライナのダム破壊です。

 

ロシアが破壊したのか、ウクライナなのか真相は分かりませんが、洪水が発生し、多くの市民が被害を被っています。東京23区と同じくらいの面積が浸水した、との情報もあり、死者12名という話もされています。農業地帯が浸水しているともいわれています。ウクライナ市民が(何の罪もない一般の人たちが)被害を被っています。

広島サミットにゼレンスキー大統領が参加して、核軍縮を中心とした平和への決議がなされましたが、ウクライナ危機に対しては何の効果もあげられていません。平和に程遠い状況です。農業地帯が浸水しているなら、食糧危機も続くことでしょう。

この危機に仲介を名乗り出たのが、先の大統領選で何とか再選を果たしたトルコのエルドアン大統領です。破壊の原因究明に向けた調査委員会の設置を提案しています。

エルドアン大統領なりの理由があっての動きでしょうが、少しでも平和が近づくなら頑張ってほしいところではあります。一般の市民がこれ以上犠牲にならないよう、本当に世界各国が(もちろんロシアとウクライナもお互いに)協力してほしいです。

 

それにしても、穀物禁輸措置といい、生成AIによるフェイクニュースといい、今や戦争の攻撃対象は多種多様になっていて、インフラも攻撃のターゲットになるということを改めて感じました。昔、JRの総合指令室(鉄道の運行を管理する)の取材ドキュメンタリーを見ましたが、場所が非公開とされていました。鉄道も攻撃の対象になるため、安全保障上の理由とのことでした。そういえば、日中戦争も、日本軍による自作自演の鉄道破壊工作(盧溝橋事件)が発端でした。

それに、一昨年の東京五輪でもサイバー攻撃がありました。再来年の大阪万博でも何が起こるか心配されるところです。グローバル社会となっている現代、真の世界平和はもはや訪れないのかもしれません。

そんな中でもコロナとウクライナ危機によるダメージを被ってきた世界経済にようやく回復の兆しが見えてきて、それが株価に反映しています。ある意味、人間のたくましさが表れているのかもしれません。争いごとで儲かる人もいるのは確かに事実です。

それでもやはり、平和な世の中になってほしい、と願ってしまいます。

 

今、株価が上がりすぎると老後の貯えが心配になる、チャリ通の爺でした。