花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

今後の米中関係に期待したい…

こんばんは。今週も寒暖差が大きいですね。体調管理をしっかりしていきましょう。

 

まずはこの1週間の市場の動きです。

株価は、今日は少し下がっているようですが、上昇基調で(特に昨日は、2.5%ほど値上がりしました)推移しています。先月末からすでに1割近く上昇しています。ただ、日本の景気が良いから、ということではないようなので(主にアメリカの景気や円相場に影響されているようです)、もろ手を挙げて歓迎、というわけにはいかないように思います。

円は引き続き、円安傾向です(こちらも、先月終わり頃から2円近く円安が進んでいます)。相変わらず金利差が意識されていて、金融緩和が続いていることの影響と思われます。物価高が生活を直撃している中で、うれしい傾向ではないと思います。政府は減税や補助金交付などで対策しているといいますが、高給取りの総理や大臣、国会議員がいくら減税を唱えても素直に喜べない(減税分のしわ寄せはどこに表れるのか…など)です。そんな中、総理や大臣などを含む特別職の国家公務員の給与引き上げ法案が衆院で可決されたそうです…。総理や大臣などはいくらか返納する、と言っていますが、そもそも高給取りなわけで、その増額を決めるなら、民間の賃上げにももっと力を入れてほしい、と思ってしまいます…。

 

さて、今日もまた中国について触れようと思います。といっても、アメリカで開催された米中首脳会談についてです。

 

日本時間の明日17日に開催されるAPEC首脳会議に先立っての開催でした。

内容についてざっくり言うと、台湾問題では平行線をたどりましたが、国防大臣の会談を1年ぶりに再会することになりました。

他にもAIや、温暖化についてなど、様々な分野で協議を進めよう、ということになり、一定の成果があったと言えそうです。

また、二人で散歩する様子が見られたり、民間レベルでの交流を進めようという様子が見られたりと、友好的な雰囲気も醸し出されているようです。

 

中国は今、経済が低迷のピンチに面しています。昨日(15日)発表の中国の経済統計では、不動産の投資が昨年同時期と比べて10%近くマイナスとなったそうです。先週も触れた中国の不動産業界の現状が反映されているようです。

そんな中、アメリカとの関係も険悪になると、内憂外患、ではないですが、周主席の立場にも影響が出ないとも限らないように思います。そんな背景もあって(ほかの要因もありますが)中国は、融和的な雰囲気の会談にしたかったのではないか(そうだとしたら思惑通り)、と感じました。

 

ウクライナパレスチナと、衝突が表面化している中で、せめて米中だけでも、せめて表面的だけでも、平和な関係を維持してほしい、と思ってしまいました。

 

日本が紛争や武力衝突に巻き込まれる日がいつ来ることやら、心配で夜もおちおち寝られない、チャリ通の爺、でした。