こんにちは!両津です!
今回は、昨日のチャリ通の爺と被りますが15日にサンフランシスコで約1年ぶりに対面で行われた米中首脳会談についてです。
首脳会談は、習主席がAPEC首脳会議に出席するのに合わせて行われ、内容としては主に経済的競争や軍事・外交面などの相互不信を解消する為の話し合いが行われました。
両国が一致したのは3つあり、AI・気候変動対策に関する政府間対話の設置や米国で社会問題となり中国で製造などが行われているとされる「フェンタニル」などの麻薬に関する対策の合意、去年の夏から途絶えている米中の軍同士の対話再開などが一致しました。
特に軍同士の対話再開は、南シナ海や台湾問題があるので一致した中では不足の事態による衝突を避ける為にも必要だと思いました。
反対に一致しなかったのは台湾問題で、米国が「一つの中国」政策・台湾海峡の現状維持を重要視しているのに対して、中国は台湾独立を支持しない・軍事支援を行なって武装化させないを求めましたが平行線になりました。
他にも半導体や重要鉱物に関する輸出規制や投資規制など経済問題を巡る対立構造は継続されたままです。
しかし今回の会談で以前より若干近づいだと思うので、両国の関係改善の為に引き続き対話を継続つつ、今回会談に対して各国の反応、特に日韓がどう動いて行くか気になります。
担当者 両津