こんにちはTです
今回はロシアのプーチン大統領を模したAI（人工知能）大統領がプーチン大統領に影武者はいるのかと質問した話題について書きます
これは年末恒例となっている大規模な記者会見と国民との対話の一環として行われたことであり、プーチン大統領の姿や声を模したAIが「あなたにはたくさんの影武者がいるというのは本当ですか？」と質問しました
このAIの質問自体はサンクトペテルブルクの学生が入力したようですが、それに対してプーチン大統領は「あなたは私そっくりで私の声で話すこともできるのは分かった。だが私の姿や声を持つ人は私一人だけでいい」と返答しました
プーチン大統領に影武者がいるかは分かりませんが、この話題を聞いて思ったことは未来においての本人と言える実在性ってなんなんだろうなーと感じました
この対談ではプーチン大統領は自分自身が生まれてからの記憶や経験などを積んだ指導者としての認識を持ち、AIを自身の偽物と考えて返答しました
現在のAIの技術では指導者のなりすまし動画などのフェイクが問題となるのでしょうが、今後もAIが進化し続けていき人間の記憶や経験などをインプットすることができ人格を形成した場合に、はたしてそのAIはどういう扱いになるのでしょうか？
対談でプーチン大統領が言った価値観ではあくまでそのAIは元になる人間の情報を詰め込んだだけの偽物であるという考え方になりますが、ならば元になった人間が本人と言える根拠は有機物の肉体を持ち何十年と言う時間を過ごしたことが根拠となるのか
しかし何十年という時間を過ごしたという記憶や経験自体が一瞬でインプットできた場合に、その記憶や経験により本人であるという考え方はどうなるのかといった問題などが出てくる気がします
普段ぼーと過ごしている自分でもこれぐらいは考えつくので、頭のいい人達は自分には思いつかないような問題にも気付いて考えていると思います
人工知能の進化や本人と言える実在性などの話題を考えていると、昔にyoutubeで実況動画を見たSOMAというホラーゲームを思い出します
なるべくネタバレは避けますが、そのゲームでは未来において本人と言えるものは何になるかというテーマを扱ったホラーゲームなので、興味があれば調べてみてもいいかもしれません
