こんにちは!両津です!
今回は、ロシアのプーチン大統領がウクライナの東部、南部の4つの州を併合すると一方的に定めた文書に文書に署名した事についてです。
現地で先月実施された「住民投票」でロシア編入への賛成が圧倒的多数を占めた事を受け、ロシアの上下両院が4日までに併合条約を批准する法案を可決して5日にプーチン大統領が法案に署名し、ロシア側の法的手続きが完了しました。
併合される地域はウクライナ国土の15%強を占め、ロシアにとっては少なくとも過去半世紀で最大の領土拡大となります。
しかし、こんな強行が国際社会からは認められる筈も無く、「住民投票に正当性がない」など批判しウクライナ4州の併合を国連憲章と国際法違反として認めていません。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、「ウクライナ軍は南部を中心に進撃を続け4つの州で数十の集落を解放した」「全ての領土から占領者を追い出すのは時間の問題だ」と述べ、更に一方的な併合は無効だとする大統領令に署名した事を明らかにし、「我々の領土を奪おうとするロシアの如何なる決定、条約も全て無価値だ」とロシア側を牽制しました。
ロシアは、部分動員令を発令して召集した人員が約20万人を超えた発表しましたが、国内では経済誌「フォーブス」のロシア版が露大統領府筋の話として、発表以降動員を逃れ様と60万〜70万人の露国民が出国したと伝えました。
今後「領土防衛」を名目に侵攻を継続して行くと思いますが、自国民が海外出国したりなどしているのにこのまま継続して行く意味はないんじゃないかと思いました。
担当者 両津