花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ワグネル反乱、一日で収束

 ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が武装蜂起を宣言し、首都モスクワへ迫りましたが、わずか1日で撤収を決めました。

 ワグネルは、「プーチン氏の料理人」の異名を持つエフゲニー・プリゴジン氏が創設。ウクライナ侵攻では、重要な戦力となってきましたが、弾薬不足や膨大な犠牲を背景に、正規軍との対立が表面化します。

 ロシア軍は指揮権を一本化するため、ワグネルに対し傘下に入るよう強要しましたが、それに反発したプリゴジン氏は、武装蜂起に踏み切り、ロシア南部ロストフ州の軍事施設を制圧。首都モスクワの南方200キロメートルまで迫りました。

 しかし、政府幹部や地方知事の大半は、プーチン氏への支持を直ちに表明し、反乱に呼応する動きは広がりませんでした。米シンクタンクの戦争研究所は「ロシア軍からの造反者を得ようとした、(プリゴジン氏の)見込みが甘かった」と指摘しています。

 

 一時は、ロシア内乱とまで騒がれたワグネルの反乱は、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介によって収束し、「裏切り者」として、厳しく処罰する方針を示していたプーチン氏も、半日で方針を転換しました。

 一応は一件落着となりましたが、ロシア国内におけるプーチン氏の影響力の低下が、長期化するウクライナ侵攻にも影響を与えるのではないかと、囁かれているようです。

 

担当:ノミに足を刺されたかもしれないZ