こんにちはTです
今回はダイハツ工業の不正問題について大まかに書きます
ダイハツ工業は昨年度に日本国内で販売された軽自動車のうち33%ものシェアを誇る大手自動車メーカーなのですが、現在は車両の安全性を確認する認証試験での不正問題によってほぼ全ての車両が出荷停止になっています
この不正は今から30年ぐらい前から行われていたようで、第三者委員会の報告書によると1989年に1件だった不正が2014年以降の期間で増加傾向にあるとされています
報告書では極度のプレッシャーに晒されて追い込まれた現場の担当者に現場での解決を委ねられた現場任せの環境になっていたと報告されています
具体的には現場サイドから管理職の上司に相談をしても「で?」と返事されるだけで相談する意味がなく、ミスを報告しても「なんでミスしたの」「どうするんだ」などと質問するだけで問題の解決自体は現場に委ねてしまうため報告自体が控えられるような結果につながったようです
ダイハツ工業はトヨタ自動車の傘下の企業でもありますが、この報告書を受けてブラック企業だという意見などがネット上で出ています
ですがこういった会社の風土自体は珍しいものでもないという意見もかなりあり、自分もネットでよく見るブラック企業ではなくても色々とストレスフルな職場で働いていた気がするのでそうだろうなーと感じてしまいます
どんな大企業であれ組織というもの自体は必ず問題が起こり、それに対してどういった手を打つのかが改めて大切なのだと感じた話題でした