花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ミャンマー、アヘンの最大生産国に!!

 こんにちは!両津です!

 

 今回は、国連薬物犯罪事務所(UNODC)が12日にミャンマーが世界最大のアヘン供給国になったと公表した事についてです。

 

 以前まではアフガンがアヘンやヘロインといった麻薬の世界最大の供給地として知られていましたが、「麻薬ゼロ」宣言の実現や政権の国際承認に繋げる為にタリバン暫定政権が昨年4月に原料であるケシの栽培禁止令を出しました。

 

 それにより5日に公表された報告書によると、昨年〜今年にかけて推定95%減少したので供給源が減少しているアフガニスタンから増加しているミャンマーに移行しました。

 

 同国では、2021年のクーデターに伴う政治・社会・経済の不安定化から、ケシ栽培への依存が多発していて、栽培面積が前年から18%拡大、収入は約75%増加する事に繋がっているので、ミャンマー軍と少数民族武装勢力との戦闘激化が続くとさらに栽培の拡大が加速する可能性が出ています。

 

 そして減少しているアフガニスタンもケシの代わりに小麦の栽培に移行していますが、ケシより安価なため農家の収入が著しく減っているので、UNODCはケシ栽培が再開されない様に人道支援が必要だと国際社会に訴えています。

 

 世界での麻薬関連の話しは他にもあって米国では中国企業が原料を生産してメキシコに輸出、密売組織・麻薬カルテルが加工した合成麻薬フェンタニル」が密輸されて他の麻薬より強力で2mgで死に至らしめるので、18歳〜49歳の死因のトップになるなど社会問題になりました。

 

 「フェンタニル」は、医療で手術や術後などの痛みを抑える為に使用されていますが、その効力を利用する目的で粉末・錠剤・液体など様々な形状で違法に製造・密売されるので米国が中国・メキシコと会談して取り締まりを強化する事で一致しましたが被害が抑えるのは難しいと感じました。

 

 日本でもウッチーが書かれた様に、大麻の医療品利用が考えられていますがアメリカの様に社会問題になるかもしれませんし、取り締まりや原料を栽培させない様にしても貧しい国では難しく減らしてもミャンマーなど他が増産するのでいたちごっこになるので難しい問題だと思いました。

 

 担当者 両津