花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

人食いバクテリアに注意

こんにちは、Danielです。

 

 致死率が高く、「人食いバクテリア」とも呼ばれる「劇症型溶連菌」の感染者数が、過去最多を更新しました。感染者が、過去最多だった2023年をわずか5ヶ月で上回るペースで急増しています。今年に入り、6月2日までで977人。既に2023年の941人を上回っています。

 

〜溶連菌と劇症型溶連菌の違い〜

 

溶連菌・・・人の喉などに存在している菌で、体の中にあっても発症はしない。ほとんど無症状であるが、一定の量を超えると、喉の痛み、発熱、発疹といった症状が出る。

 

劇症型溶連菌・・・突然変異して毒性が強くなった溶連菌。人食いバクテリアとも呼ばれる。

 

 劇症型溶連菌の初期症状は、発熱や、手足の腫れ・痛みですが、短時間で容態が急変して、敗血症性ショック、手足の壊死、多臓器不全を引き起こすことがあり、致死率は3割といわれています。特に中高年の感染が多くなっています。

 感染経路としては、基本、傷口から侵入します。接触感染などでも侵入します。ただ、半数以上が感染経路不明です。基本的な予防法は、手洗い、アルコール消毒などです。

 症例をみましたが、「大丈夫だろう」と放置して進行してしまうケースが多かったです。

 もし、怪我などして、洗浄・消毒、ガーゼや絆創膏などの応急処置はもちろんですが、傷が急激に痛みだした、発熱したなどの症状が出たら、速やかに病院にいくようにすることが重要です。