花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ウクライナ侵攻の先行きは…影響は…

こんばんは。

ようやく先週、梅雨入りしましたね。今日は幾分蒸し暑さがマシで、体がまだ慣れていない方々にとっては一息つけたかもしれませんが、来週は暑くなるそうなので、しっかり汗をかき、体を夏仕様に仕上げていきましょう。

 

さて、2週間ぶりに市場の動きを見てみましょう。

円相場は、円安が進み、とうとう160円台に乗ってしまいました。日銀が大規模に介入した4月末以来で、今日はさらに上がり、160円台後半と、37年半ぶりの円安となりました。4月末の介入で152円台まで円高に戻したものが、わずか2か月で8円円安となっています。

アメリカのインフレ傾向が収まらず、利下げが進まないこと、日本も給料アップより物価上昇のほうが相変わらず強く、景気回復を実感できない中で利上げができないことから、ドルとの金利差が当分縮まらないということで円が売られてドルが買われています。両国の状況は大きく変わらないようなので、当分円安傾向は続きそうです(;^_^A

 

株式市場は、先週月曜に800円近く(2%以上)値下がりしてからはじりじりと値上げし、今日は少し下がったものの2週間前より500円以上値上がりしています。今日の値下げは昨日までの値上がり分を確定させる売りが原因のようですが、この間の値上がりは、アメリカのハイテク株上昇、日本の値下がり株(自動車関連等)の買い戻しなど、いくつかの動きが原因のようです。

円安が進む中、株の値上がりはいつまで続くのでしょうか(;^_^A

 

ちなみに、私が持っている某自動車メーカーの株は、不正検査の影響で一時買値を下回りました。そこで迷っているうちにすぐ、値上がりしたため、買い増しの機会を逃してしまい、改めて投資の難しさを実感しました(;^_^A

 

さて、今日も前振りが長くなりましたが、今日取り上げる話題は、「NATO次期事務総長正式決定」です。

現在はノルウェー出身のストルテンベルグ氏が事務総長を務めていますが、10月1日からはオランダのルッテ氏が事務総長を担うことになりました。

ルッテ氏は、ウクライナ支援に積極的なオランダで首相を務めており、NATOでも引き続きウクライナ支援にあたることが予想されていますが、支援疲れやアメリカ大統領選挙など、簡単に支援を貫き通せない状況が待ち構えているようです。

これに対しロシアは、なんだかんだ言ってもNATOアメリカが牛耳っているから、方針は変わらずロシアと敵対するだろう、と批判しています。ただ、アメリカ大統領選の行方次第ではNATOの方針が揺らぐ可能性もあるので、ロシアとしては、アメリカ次第と見ているのかもしれません。

 

オランダは、アメリカとドイツに続き、自国がウクライナに提供した兵器でロシア領内を攻めることを認めるようで、バイデン氏が再選すればNATOも更にロシアを攻め立てることになることと合わせると、ロシアも引き際を考える時が思ったより早く来るのかもしれない、と思ったりします。

が、逆にトランプ氏が再選すれば、ウクライナ支援が弱まり、ロシアが攻勢をかけるチャンスが訪れるかもしれず、最悪ウクライナ敗戦も見えてくるかもしれません。世界の3大穀倉地帯の一つであるウクライナの国土地帯がロシア支配下になってしまうと、小麦市場にどんな影響が出るのか(値上がりや品薄など)、気になるところです(実際、ウクライナ侵攻が始まった頃、品薄と値上がりが起こりました…)。

ルッテ氏が事務総長としてどんな采配をするのか、ある意味ウクライナの命運がかかっている(そして私たちのベーグルの命運も(;^_^A)といえるかもしれません!

 

ここで脱線しますが、ウクライナの国土地帯と同じく肥沃な土があるのは、北米と南米(アルゼンチン)、そして3大穀倉地帯には入っていませんが、中国にも肥沃な土があるそうです。インドのデカン高原も肥沃な土だそうです。そして、ウクライナの土は、氷河に削られて風で飛ばされてきたものだそうで、もとは北欧やイギリス、ドイツ、デンマーク当たりの土だったそうです。

北欧やドイツなどは、あまりよくない土でジャガイモくらいしか栽培できなかったそうで、そう考えると、ウクライナを支援するのは何か縁があるのかも、とも思ってしまいます。

ちなみに、日本の土は、あまり肥沃ではなかったものの、リン酸肥料のおかげで肥沃になったそうで、ブラジルの土も化学肥料のおかげで豊かになったそうです。

そして、この土の話をしてくれた専門家によると、火星には土がないそうです。

あの赤いのは岩石が砕けた砂、だそうで、生物がいないため腐敗が進まず、有機物がないので土ではないそうです。

日本でも、西ノ島という、ここ10年ほどで噴火により大きくなった島では、まだ土ができていないそうです。絶海の孤島(一番近い他の島まで130Kmも離れているそうです)で、微生物がおらず、鳥の死骸も腐っていなかったそうです(小笠原諸島なので、かなり暑いはずですが、菌がいないので腐らないそうです)。

 

このように見ると、土は実は、とてもありがたいものなのかもしれません。

 

今日は脱線して、話がまとまりませんでしたが、世界がつながっていることを政治だけでなく自然の面でも感じることができたような気がしました。こんな地球をいつまでも大事にしたいですね…

 

自然の中でマイナスイオンを浴びたいですが、クマが怖いチャリ通の爺でした。