昨日、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアの要求のうちの中立化について、欧米(ロシアを含むそうです?!)が安全保障を確約することを条件に?NATOへの早期加盟を断念することも有り得ると表明しました!
都市破壊や市民の犠牲が増え、人道危機がひどくなっていることを踏まえての停戦への歩み寄りの姿勢を示したとのことです。
ただ、クリミア半島の領有権や東部の親ロシア地域の独立承認は、引き続き拒否しているとのこと。
これに対し、ロシアはこれまでのところ、譲歩する姿勢を一切見せていません。人道回廊も、ロシアへつながるルートがあったりして、本当にウクライナ国民の安全が確保できるのか、疑問に感じます!
ウクライナ東部での親ロシア派の安全保障も、ウクライナ侵攻の名目の一つになっています(ウクライナに虐待された親ロシア派を助ける!)。
その裏を返せば、親ロシア派と敵対するウクライナ国民の安全をロシアが保証するとは考えにくいかと思ったりもします…
親ロシア派の安全保障という大義名分は、グルジア紛争やクリミア危機でも似たような使われ方をしていました。
親ロシア派は、プーチン大統領の切り札の一つなのかもしれません…
同じ東スラブ民族で、文化的にも言語的にも近いのに、一方が他方を侵略する…悲しいことだと感じますが、紛争や戦争ではしばしば見られることで、今回が特別なわけではありません。
残念ですが、これも人が人たる所以のひとつなのかもしれないと考えると、なんとも言えない気分です。
とにかく、ウクライナに平和が訪れるために自分が出来ることを探してやるだけです!
以上、花粉症で目が痒くなってきたビワイチの鬼でした!