皆さん、こんにちは。
先月(31日)外務省が、ウクライナの首都の呼び方を「キエフ」からウクライナ語に近い「キーウ」に変更すると発表。これに対し、ゼレンスキー大統領がTwitterで感謝の意を伝えたと報道されていました。
ウクライナの都市の表記については、国内でも数年前から議論が続いており、2015年には外務省が、ロシアがクリミア半島を併合した時期に、それまでの「ハリコフ」を「ハルキウ」など、ほとんどの都市名をウクライナ語に近い表記に変更しました。
また、2019年にはウクライナ駐日大使館から「ウクライナの地名はウクライナ語に基づいて記述するべき」という問題提起があり、これを受けて有識者会議も行われていたといいます。
今回の変更は、ロシアによる侵攻が始まった後、自民党外交部会が「ロシア語に近い呼称を改めるべき」と呼びかけ、外務省がウクライナ政府に照会して変更を決めたものでした。
公文書に記載する国名や地名の変更には法改正が必要なため、今後も「キエフ」表記は残りますが、手続きの必要ない資料や国会答弁から切り替わり、テレビ局など国内報道機関も追随している状況です。
キーウの他、南部の港町「オデッサ」は「オデーサ」に、チェルノブイリ原発は「チョルノービリ原発」に呼び方が変わりました。慣れるには、まだ時間がかかりそうですね。
新たな呼び方が定着するよりも先に、破壊された多くの都市が復興することを切望しています。
朝撮った桜↓
今日焼いたベーグル↓
担当:甘いものには目がないZ