花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

円と株はどうなっている?

こんばんは。夕方の雨がきつかったですね。帰る時、ちょっと怖くさえ感じました(;^_^A

 

さて今日は、今日の円相場と株価を見てみようと思います。

円相場は、ひところ円安が進み、日銀が介入するかもしれない水準まで(1ドル145円近くまで)進みましたが、今日は1円以上円高が進み、1ドル138円台前半となりました。

株価は、バブル崩壊後最高値をしばらく更新し続けていたのがここ最近落ち着いていましたが、今日は再び1.5%ほど値上がりしました。

いずれも、昨日発表されたアメリカの消費者物価指数が市場の予想を下回ったことが直接の要因でした。

アメリカのインフレ低下傾向が示され(この1年、毎月前月を下回っていました)、利上げの長期化への懸念が低下したことでアメリカの株価が上がり、つられて日本の株価も上がりました。ただ、市場の予想を下回ったといっても、3.1%予想が3%と、たった0.1%の違いです。それでも株価に影響が出ました。

円高は、日米の金利差拡大への懸念が減ったことで円を買ってドルを売る動きが出たためですが、一部には、日銀が今の金融緩和政策を方針転換するかもしれない、という予測があるようで、そうなると日米の金利差縮小も考えられることから、より円高が進んだようです。

 

ちなみに、アメリカの消費者物価指数の上昇幅が縮小した要因としては、ガソリン価格が26%以上下がったこと、中古者が5%ほど値下がりしたことなどが挙げられています。ただ、輸送費や外食費は値上がりが続いていて、人手不足も全体として続いていることから、FRBは次回の金融政策決定会合(今月25日)で再度利上げをするのでは、という見方もあるようです。

このように、様々な指標の変動、さらには地政学的要因など、様々な要因で日々、株価や円相場など金融市場は変動しています。今回も、予想とわずかな違いでしたが市場は敏感に反応しています。まるで生き物のようですね…

国内外のいろいろな動きが、経済にどう影響するのか、もっと考えてニュースを見ていかないといけませんね。

 

将来のためにちゃんと勉強しなければ、と遅まきながら感じているチャリ通の爺でした。