こんにちはTです
今回はデンマークの首都コペンハーゲンにあるイラク大使館前で。イスラム教の聖典コーランが燃やされた話題について書きます
コーランは24日に二人の男性によって燃やされたのですが、イスラム諸国は抗議声明を相次いで発表しているようです
具体的にはヨルダン外務・移民省は「暴力を扇動し宗教を侮辱している」と非難し、トルコ外務省は「卑劣な攻撃」と指摘しています
デンマークやスウェーデンではコーランを燃やしたり踏みつけたりする事案が繰り返されており、イスラム諸国は侮辱行為の禁止を要求しているのですが、表現の自由を重視して規制に慎重な欧州諸国との隔たりは大きいようです
北欧を始めとする欧州諸国は日本よりも多くのイスラム系移民を受け入れてきましたが、宗教を始めとして価値観などの違いが大きかったりして同化政策などは上手くいっていない現状があります
そして今の欧州諸国ではこれまでのリベラル政策への反発などから保守的な政党が力を付けているようです
このことについて日本に住んでいる自分には実際に生活している方達の考えなど分からないことだらけであるため、欧州諸国がリベラルじゃないといけないとは思いません
表現の自由については難しい問題だと思っていて、ドイツなどではナチスドイツ時代を肯定したりすると罰則があったりするので、一概に欧州諸国が表現の自由を基に何を言ってもいいとはなっていない気がします
自分はなんとなく今後の欧州諸国は保守的な政府が多くなると思うので、イスラム諸国が求めるコーランを燃やすなどの行為への罰則は行われない気がします