花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

投資はトレンド?

こんばんは。先週あたりから急に涼しくなりましたね。

みなさん、しっかり体調を管理しましょう。

 

今日の株価は、昨日より500円以上(2%近く)値上がりしました。円相場は昨日より少し円安が進みました(ご存じかと思いますが、一昨日のアメリカの外国為替市場で、一時1ドル150円を突破しました)。

アメリカの金融引き締め長期化への懸念や日米の金利差拡大が引き続き円安の背景にあるようで、その影響で株安も進いでいましたが、今日の株は、値下がりしたことでの割安感とアメリカの雇用に関する指標が市場の予想より低く、金融引き締め長期化への懸念が少し減ったことで買い戻されたようです。株価は昨日までの5日連続で5%ほど値下がりしていたので、確かに割安と感じる人もいるかもしれません。

 

そんな中、今日は、みずほ証券楽天証券が来年春の開業を目指して新会社設立、というニュースを取り上げてみようと思います。

これは、オンライン取引で若年層を取り込んでいる楽天証券の顧客を取り込みたいみずほ証券が、対面で資産運用の相談に乗るための会社を合同で立ち上げることになったというものです。

その裏にあるのが、これもご存じかと思いますが、NISAの改定です。

具体的には、金融庁や各証券会社のHpなど、いろいろなところに情報があるので、そちらを参考にしていただければいいかと思いますが、投資枠や保有期間、保有限度額等を広げることで、今までより投資しやすくなり、個人投資家が増えることが予想されていて、今回の新会社の設立は、そういった新たな顧客も狙っていると言えそうです。

そもそも日本人は、いまだに現金で貯蓄している比率が高く(アメリカは10%強、ヨーロッパは3分の1くらいですが、日本は半分以上が現金)、一方投資の比率が低く(アメリカは約半分、ヨーロッパは4分の1、日本は6分の1くらい)、現金の貯蓄額は、800兆円とも1000兆円とも言われています!!

キャッシュレス化もなかなか進まないようですし(中国や韓国は日本よりだいぶ進んでいます)、現金への信頼が高いことの表れなのでしょうが、裏を返せば、投資への不安や信頼度の低さの表れともいえそうです。

とはいえ、今や中学でも金融についての授業があり、高校では金融経済や資産形成が教科になっていて、若い世代の金融や投資への興味関心は高まっています。

物価高が進み、給料が上がらない中、そのような若い世代を中心に投資や資産形成への関心が世間で高まっていることから、新たな顧客を獲得するための競争が進んでいます。NTTドコモが昨日、マネックス証券を子会社化すると発表したのもその表れで、その他にもネット証券との連携を図る動きがあるようです。

ウクライナ侵攻が続き、原料高や円安など生活が苦しくなる状況が続く中、正しい知識を身につけ、賢く投資をすることが、今後の生活で必須となるかもしれません。世の中の流れに乗り遅れないようにしたいものですね。

 

ボケるまでに何とかしなければ、と焦って空回りばかりしている、チャリ通の爺でした。