こんにちは!両津です!
今回は、ドイツ空軍のオンライン会議がロシアに傍受されていた事についてです。
発覚したのはロシア国営テレビ「RT」が1日、ドイツ空軍トップのゲルハルツ総監など複数の高官が参加したビデオ会議の録音した音声をオンライン上に公開した事で分かりました。
傍受された会議は、暗号化されていない民間のウェブ会議システムを利用してウクライナから供与を要請されている射程約500キロの巡航ミサイル「タウルス」について、ピストリウス国防相への報告の準備として2月19日に行われたとされています。
独国防省は今回の件に対して、非常に深刻な問題としロシアによるドイツ分断を狙った情報戦だと警戒感を示していて、公開された物について音声は本物と確認、傍受されていたと認めましたが、SNS上で出回っている内容については変更が加えられた可能性もあるとしています。
反対にロシアは、この録音音声に関してドイツ側の説明を求めていて「迅速な対応を望んでいるとし、回答を拒む全ての試みは後ろめたさの表れとみなす」とも断じていて、傍受に関しては関与を否定しています。
情報漏洩が発覚し、ずさんな情報管理が露呈したことで、独国内では機密情報が恒常的にロシアに流れていた可能性を疑う声も出ていて、機密情報の取り扱いの見直しも行われると思います。
今回漏洩したのはドイツでしたが、把握していないだけで他の国も漏洩の可能性があり国専属のハッカーもいるので情報化社会になっている今、国だけでなく個人も適切に情報を管理しないと自分達だけでなく他にも影響が出てしまうと思いました。
担当者 両津