こんにちは!両津です!
今回は、アメリカ政府の機密文書が流出した問題をめぐって、司法省は21歳の軍の情報部門に所属する空軍州兵の身柄を拘束したと事についてです。
この問題は、ロシアによるウクライナ侵攻などをめぐるアメリカ政府の機密文書とされる画像がSNS上で拡散しているものです。
ガーランド司法長官は13日、会見を開き、アメリカ政府の国防に関わる機密情報の流出に関与したとして、空軍州兵のジャック・テシェイラ隊員の身柄を拘束したと発表しました。
また、FBI=連邦捜査局はこの隊員について、21歳だと発表し、アメリカの主要メディアは東部マサチューセッツ州の基地の情報部門に所属する男だと伝えています。
この隊員は「ディスコード」というオンライン・サービス上につくられた、招待制でおよそ20人が加わるチャット・グループに機密文書の内容や画像を去年から投稿していたとしています。
投稿は100件を超え、その後、別のSNSなどに拡散されていったという事です。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、流出した数百件の機密文書には敏感なセキュリティ文書が含まれているとし、ウクライナの防空網地図と弾薬をウクライナに供給しようとした韓国の秘密計画などをその事例として挙げ一部の文書は作成されてから40日も経っていないそうです。
司法省は今後、動機や流出した経緯についてくわしく調べることにしています。