皆さんこんにちは。気温が日に日に上がって、アイスが食べたくなりますね。
さて、今日は局所性ジストニアについて、書かせて頂こうと思います。
局所性ジストニアとは、音楽やスポーツなど、様々な場面において、以前は当たり前のようにできていた動作が、筋肉が意図せず動いてできなくなってしまう疾患のことを言います。局所性ジストニアは、脳の指令異常が原因で起こるとされ、下記のような症状がみられます。
音楽家の方の場合
ピアノや弦楽器、ドラムを演奏するときや、発声時において、筋肉が意図せず収縮してしまい、思ったようにできなくなる。
スポーツ選手の方の場合
ボールを投げるとき、ゴルフでパターをするとき、ラケットをふるとき、走るときなどにおいて、筋肉が意図せず収縮してしまい、思ったようにできなくなる。
その他、手品師やパソコン作業などの職業でも発症するケースがあるようです。
局所性ジストニアの治療法は確立されておらず、対症療法的に行なっているというのが現状です。軽度で完治した例も多々ありますが、重症になると、熱凝固療法という脳の深部に数ミリの熱凝固を行う脳神経の手術をする方もいます。手術によって完治する例もありますが、再発する例もあり、早く治療法が確立されることを望んでいます。
五年くらい前までギターを弾いていましたが、練習するほど(右手が)弾けなくなるのが苦痛で、長らくギターから離れていました。ただのスランプと思っていたところ、同じような症状の方がジストニアだったことを知り、関心を持つようになりました。
最近たまたま見ていた動画で、手首を固定するサポーターを使用した練習で改善が見られた話があり、早速試してみたところ、明らかに違う感覚がありました。
どこまで復活できるかわかりませんが、楽しくギターが弾けるようになれば最高です。
担当:ただのスランプかもしれないZ