こんにちはTです
今回はトヨタ自動車が2030年に電気自動車の世界販売台数目標を350万台にすることを発表したニュースについて書きます
トヨタ自動車はこの目標の実現のために2030年までに電気自動車に4兆円規模の投資を行い、電気自動車の車種も2030年に30車種と従来計画の2倍の車種を揃える計画だそうです
なぜトヨタ自動車がこのような方針にしたかというと、地球温暖化が進む中でカーボンニュートラルなどの取り組みを本格化させるためだそうです
トヨタなどの自動車大手は長年石油を使ったガソリンエンジンを開発してきて、複雑なエンジンを作る技術を発展させてきました
ですが中国などの自動車メーカーなどは複雑なガソリンエンジンではなく、電気自動車の開発を促進した結果として、これからの地球温暖化対策としての自動車開発でリードすることができるようになったようです
また現在アメリカのテスラ社の時価総額は10月時点でトヨタ自動車の2.8倍近い価格を付けています
この時価総額が高すぎるという意見もありますが、テスラ社がこれほどまでに投資家に人気になっている理由の一つとして、地球温暖化が進むと予想される世界で成長が見込めるという側面から見て魅力的な企業だからだそうです
これからの企業の成長には世界が直面する地球温暖化という問題に対して、どれだけ積極的に取り組んでいるかも重視されており、その問題をビジネスのチャンスとして取り組めている企業は投資家から資金をたくさん集められていくと考えられています
逆に言うと地球温暖化という問題に対してあまり取り組んでいない企業に対して、投資家が投資を避ける結果、企業は資金を集めることができず、そのため設備投資なども滞ってしまい、それにより更に投資家が投資を避けるという悪循環に陥る可能性があるようです
これからの世界では国家や企業もいかに地球温暖化という現実に柔軟に対応していくかが、成長していくカギになっていきそうです