こんにちはTです
今回はロシアの著名な反体制派の指導者であるナワリヌイ氏が獄中で亡くなった話題について書きます
ナワリヌイ氏は長年プーチン大統領にとって最大の政敵であり、過去には毒殺にあったりした人物です
毒殺未遂はドイツで治療を受けることができて何とかなりましたが、その後にロシアで逮捕されてしまい刑務所に入ることになりました
刑務所に入っている間も次々と詐欺や暴力的な活動団体を創設したなどとして刑期が増えていき、プーチン大統領が存命中は出所できない状況でした
そんな中で獄中で亡くなったことにより現在はプーチン大統領の関与が疑われています
今の状況で獄中に収監されているナワリヌイ氏を殺害することでプーチン大統領にとってどのようなメリットがあるのかについては、1か月後に大統領選挙を控えているプーチン大統領が他の候補への投票を呼び掛けていたナワリヌイ氏が邪魔だったのではないかと見られています
ナワリヌイ氏の死因やプーチン大統領などの関与についてはおそらく明らかになることはないとは思いますが、ロシアでこういったことが起こるたびに思う事としてはプーチン大統領は自身が亡くなった後のことをどう考えているのかが気になります
プーチン大統領は長年にわたりロシアの独裁者として君臨していましたが、邪魔な政敵を排除し続けた結果として次世代を担う人材が育たなかったと言われています
次世代を担う人材がいないことはアメリカの政治を語る論者などがよく言う事ではありますが、ウクライナの戦争などについてプーチン大統領よりも過激な言動が目立つロシア政界に比べたらまだ希望はある気がしたりします