和牛の輸出が好調のようです。東京税関が発表した2023年の貿易概況の速報値によると、生鮮・冷蔵牛肉の輸出は4219トン(前年比13%増)、295億9200万円(同9%増)で、数量、金額ともに過去最高を記録。
和食が、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されて以降、国内産の冷蔵牛肉の輸出は毎年増え続けています。
輸出された牛肉は欧米ではステーキが中心ですが、アジア圏ではすき焼きやしゃぶしゃぶなど、日本の食べ方の普及も進んでいるようです。
外国人観光客の食事事情も、ラーメンや寿司といった定番の日本食から、揚げ物やコンビニ飯など日本食全般に及んでいます。
日本食の魅力が伝わるのはよいことですが、消費だけで終わることなく、食料自給率の増加など、生産面でもバランスのとれた施策が必要ではないかと感じています。
担当:なかなかの悪夢で目が覚めたZ