こんにちはTです
今回は中古のゲームなどを取り扱っていることで有名なゲオから格安の4Kテレビが発売された話題をなるべく掘り下げてみようと思います
そのテレビは50インチと43インチの2機種でどちらも4Kテレビになっており、値段はなんと50インチが38280円、43インチが32780円となっています
参考までに家電量販店のwebショップで50インチぐらいの4Kテレビを見たら安くても6万円ほどしており、平均的には10万円を超える商品が多いことが分かりました
そのためこのテレビは格安の4Kテレビになりますが、これほど安いのにはいくつか理由があるようです
まず一つ目の理由としてこのテレビはチューナーレステレビであり、NHKや民法などが一切見ることができないテレビとなっています
その代わりOSに「GoogleTV」を採用しているためyoutubeやnetflixなど多くのネット配信サービスを使うことができ、またbluetoothに対応しておりHDMI端子が3つ使えたりするため、個人的にはテレビというよりは高性能な大型モニターのような印象を受けます
今までのテレビと言うのはテレビ局からの放送を見ることが目的で買うものでしたが、ネット配信サービスを4Kの大型テレビで見ることを売りにしているのは今時の製品だと思います
このゲオのテレビはハイセンス社と言う中国メーカーが開発しており、この会社はテレビの出荷台数で世界2位のメーカーです
またこの会社は2018年に東芝のテレビ事業を買収しており、買収された後のテレビ事業は2022年度に日本国内のテレビ販売シェアで1位に躍り出ているようです
このことは日本の家電メーカーを買収して技術を奪ったと考える方もいるかもしれませんが、自分はそういった認識はかなり古い考え方な気がします
たしかに日本の家電メーカーは昔に高い技術力を持っていましたが、中国や韓国などのメーカーを始めとしたアジアのメーカーとの差がなくなり技術力で劣る分野も多くなったと思っています
また東芝のテレビ事業を中国メーカーのハイセンス社が買収した後に好調なことは、そもそも日本の家電メーカーの東芝よりもこの会社の方がテレビの売り方が上手い気がします
自分が以前から感じていた事にはなりますが、日本のテレビはやたら色んな機能を付けてそれを付加価値として売り出していますが、付いている機能を使いこなせている消費者はあまり多くない気がします
今回書いたゲオのチューナーレステレビはその点で見れるものをネット配信サービスに絞り、低価格でワイヤレスヘッドホンなどを使えゲームをするためのHDMI端子なども多い4Kテレビという分かりやすい製品になっており、おそらく販売しようとしている対象も高齢者ではなく若者から中年世代を見ている気がします
自分は自室で4Kではない小さいテレビを使っており、ネット配信サービスもPCでyoutubeを見るぐらいですが、個人的には家電量販店にある4Kテレビと比べたらこの商品の方が魅力的に感じたりします