花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ロシアと北朝鮮のことから色々と考える

こんばんはTです

今回はロシアのプーチン大統領北朝鮮を訪問する話題について書きます

 

ロシアのプーチン大統領は今月の18日から19日にかけて北朝鮮を訪問するようで、プーチン大統領北朝鮮を訪問するのは実に24年ぶりのことです

ロシアと北朝鮮ウクライナ侵攻の後に関係を深めており、昨年9月にロシアを金正恩総書記が訪問した時には砲弾などの弾薬を提供する見返りにミサイルに使うロケットの技術を貰っています

またウクライナの戦場では北朝鮮の兵士がロシア側で戦っているともいわれており、今後もロシアと北朝鮮の関係は深まると思います

 

この話題で思うこととしては昔はロシアと北朝鮮では国力の差や、ロシアが今よりもずっと世界有数の軍事大国としての地位があったため、ロシア側が北朝鮮を舐めていた部分もあると思います

ですがウクライナの戦争が長期化していることや、ウクライナ侵攻直後に想定されていた48時間以内でキーウを落とせるほどの軍事力を発揮できなかったことで、国際社会でのロシアの地位が落ちてしまい逆に北朝鮮側から舐められているように感じます

 

もちろんロシアの軍事力は今も世界有数でサイバー攻撃能力なども高いのですが、逆に言うと軍事力に対して天然資源を除く経済力やソフトパワーなどが低いため、圧倒的な軍事力を持つ怖い国と言うイメージに傷がついてしまうと、経済関係の結びつきから外交的に譲歩を引きだしたり、ソフトパワーでの国家としてのイメージ向上ができない状況になっている気がします

これからウクライナの戦争がどうなったとしてもロシアが持つ強みの一つであった怖い国というイメージも、これからは大統領などがことあるごとに核兵器の使用を発言して、怖さというよりは何をしでかすか分からない危ない国というイメージを持たれると思います

 

またウクライナ侵攻もそうでしたが、ロシアが外交などでよくやる約束などの合意を守らず全てを力でねじ伏せようとする姿勢は、一見すると覇権国家以外の主権などを認めないためかっこよく見えてしまうのかもしれません

 

ですが今回のウクライナ侵攻のようにそのやり方が一度でも上手くいかなかったら国家としてのダメージが大きいうえに、グローバル企業であるなしに関わらずこれだけ企業による経済活動が活発になっている現代社会では、契約などで合意形成を行ったところでロシアという国やロシア企業とはそれが守られることがないという認識を持たれることが、長期的に見てもロシアにとってかなり負の遺産になるのではないかと思います