こんにちはTです
今回は南米ペルーで大統領がクーデターを図ったとして失脚した話題について書きます
クーデターを図ったと言われているのは急進左派であるペドロ・カスティジョ大統領らしく、突如国会の解散を宣言するなどのクーデターを図ったと言われており、現在は反逆容疑で拘束されているようです
このクーデターは30年前にアルベルト・フジモリ元大統領が、国会を閉鎖した手法をなぞったとされているようですが、議会の解散を命令した直後に閣僚が相次いで辞職した上に軍や国家警察が憲法秩序に反すると声明を発表したためクーデターは失敗したようです
30年前のフジモリ元大統領の時代には独裁政権を始めたら支持率が80%に上がり、軍も支持したようですが今回はクーデターのための根回しなどもできていなかったようです
独裁政権は独裁者がまともでカリスマ性があればうまくいくこともありますが、ロシアのプーチン大統領のように独裁者が何を考えて戦争を始めたのか誰にも分からないような状態になると、止めることができなくなります
なので民主主義は非効率な仕組みと言われ問題もありますが、独裁者が人間である限り必ず判断能力などが落ちることを考えると、面倒な仕組みでも続けていくのが結果的に重大なリスクは減らせるのではないかと思いました